職人募集の求人数が増加している理由

建設現場の足場を組むとび職人

建設現場の職人募集はご覧になったことがありますか。建設現場の職人が、ビルや住宅の建設に大勢従事しています。建設現場の職人で代表的なのは、大工、とび職人、ブロック職人、タイル職人など様々な種類がいます。

その中でも高所に登るのはとび職人ですが、とび職人も足場の組み立て解体を行うタイプと、鉄骨を組み上げたり高所で建設を行うとび職人などに分かれます。

足場を組む機会というのは建設だけでなく、家屋の塗装、ビルの修理、解体現場でも、足場が必ず組まれています。足場は建設の基本であって、もし建設現場に足場がなかったら、建設は遅々として進まないし、事故も多発してしまうでしょう。

そんな重要な足場を組み立てる、役割を担っているとび職人ですが、安全面を考慮されて安全帯の仕様が義務付けられています。これを使うことで、高所での転落事故の防止につながっています。安全ネットや手すりは優先的に取り付けられており、だからとび職人の仕事の安全性は向上しています。

むかし建設現場の高所でのアルバイトをしていましたが、休憩時間にマンションの屋上近くから眺める周辺の景色は、得難いものがありました。関東平野から都心部の超高層ビル群や遠方の山の連なりまで眺められるのです。眼下にはゴマ粒大の人がうごめいていました。

とび職人になると高所での仕事は、気が晴れるという効果はあると思います。景色がそうさせてくれるし、強風が吹いている、なにか自分が修行中の身であるかのようでした。集中して仕事に取り組むと、時間を忘れてしまうのです。 もし転職したいとなって、とび職人募集広告を見たら、違った世界に入ることも考えてみたら良いと思います。